自宅にパソコンとプリンターがあれば、手軽に名刺やショップカードなどを手作りすることができます。
その際に欠かせないのが市販の名刺カードですが、今はセリア・ダイソー・キャン★ドゥなどの100円ショップでも名刺カードを購入することができます。
(※店舗によっては取扱いがない場合があります)
今回は特に100均セリアで購入できる名刺カードの種類と制作・印刷方法を紹介します。
100均の名刺カードはお得に名刺を100枚制作でき、自分の好きなデザインで名刺やショップカードなどにも利用できます。
安く名刺やカードを自作したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
セリア・ダイソーで買える名刺カードのタイプ
100均セリアでは2種類の名刺カードが購入できます。
※ダイソーの名刺カードもほぼセリアの商品と同等です。
それぞれの商品情報は以下の通りです。
1)名刺カード(A4用紙)
写真左 | |
商品名 | 名刺用紙「クラフト」 |
サイズ | 210 ×297mm |
紙厚 | 0.18mm |
対応プリンター | レーザー/インクジェット |
カラー | クラフト |
枚数 | 5枚(10面割) |
価格 | 100円(税抜) |
JAN | 4968583250136 |
写真右 | |
商品名 | 名刺用紙「ビジネスカード」 |
サイズ | 210 ×297mm |
紙厚 | 0.18mm |
対応プリンター | レーザー/インクジェット |
カラー | ホワイト |
枚数 | 10枚(10面割) |
価格 | 100円(税抜) |
JAN | 4590116775354 |
写真右側の「名刺用紙(ビジネスカード)」にはA4サイズの印刷用紙が10枚入っており、1枚につき10枚の名刺を作れるので、110円で100枚の名刺が作れます。
写真左側の「名刺用紙(クラフト)」にはA4サイズの印刷用紙が5枚入りでトータル50枚のカードが作れます。
単価的には(ビジネスカード)より高いですが、ナチュラルな風合いのショップカードなどにもおすすめです。
対応プリンターは、レザー・インクジェット・コピー機。
家庭用のプリンターでも印刷ができます。
両面印刷可能です。
無料テンプレートがあるので簡単に名刺を作成できます。
▼テンプレートバンク
https://www.templatebank.com/
またミシン目が入っているので、ミシン目に沿って切ることで簡単に名刺ができます。
2)情報カード(カット済み用紙)
写真左 | |
商品名 | 情報カード |
サイズ | 91 × 55mm× |
厚み | 0.18mm 厚め |
カラー | ホワイト |
枚数 | 160枚 |
価格 | 100円(税抜) |
JAN | 4984355194187 |
写真右 | |
商品名 | 多目的カード |
サイズ | 91 × 55mm |
厚み | 0.12mm 薄め |
カラー | ホワイト |
枚数 | 200枚 |
価格 | 100円(税抜) |
JAN | 4906327036431 |
「情報カード(無地160枚)」と「多目的カード(無地200枚)」は用紙サイズが一般的な名刺のカードサイズと同じなので、名刺カードとしても利用可能です。
日本で使われている一般的な名刺サイズ:55mm×91mm
情報カードは多目的カードより数量が少ないですが、その分厚めにできています。
あらかじめ名刺サイズにカットされているので、A4の名刺用紙のように、自分でカットする手間がかかりません。
家庭用プリンターの手差し給紙にセットして印刷できます。
100均セリアの名刺カードで名刺を作成する
オリジナルの名刺やショップカードを手作りしましょう。
100均ダイソー・セリアの名刺カードで名刺やショップカード制作する際には、以下にものが必要です。
名刺作成に必要なもの
名刺カードまたはミニ情報カードで名刺を手作りする際は、以下のツールが必要です。
名刺のデザインを作成できるアプリを使って名刺のデザインを作成します。アプリは有料のものから、無料会員登録のみで利用可能なものもあります。
名刺作成の手順
オリジナルの名刺を作成するために必要なものを準備したら、実際に名刺を作成しましょう。
名刺の作成手順は次の通りです。
名刺を作る際、デザインアプリを使うと自分だけのオリジナリティのある名刺を作れます。
アプリには、名刺用のテンプレートの他に写真やロゴに使えるデザインも用意されています。
デザインにこだわりたい場合はアプリを利用しましょう。
名刺が作成できるアプリ(1)テンプレートBANK
テンプレートBANKは、名刺や宛名ラベルなどビジネスで使える文書、POPなどのテンプレート、商用利用可能なイラスト素材などがダウンロードできるサイトです。
テンプレートBANKでは、以下の手順でセリアの名刺用紙(A4・10面割)に合わせた名刺デザインを作ることができます。※無料会員登録が必要です。
- Step1テンプレートBANKの専用ページにアクセス
Web上で名刺作成から印刷までできる専用ページにアクセスします。
- Step2用紙サイズを選択
カテゴリ①「名刺」→カテゴリ②「名刺用紙10面」→品番「ARS-6-3」を選択して
「この用紙で作る」ボタンをクリック - Step3画像やテキストを入れて、レイアウトを編集
テンプレートを選んだり、画像を挿入、名前や住所を配置して名刺デザインを作成します。
10面をそれぞれ違う内容でデザインを作成することもできます。
- Step4PDFをダウンロードして名刺用紙に印刷する
作成したデータはPDFでダウロードします。ダウンロード後、名刺用紙をプリンタにセットして印刷します。
名刺が作成できるアプリ(2)Canva
Canva(キャンバ)はプロ品質のデザインを簡単に作成できるWebアプリです。無料でも利用可能で、数多くのデザインテンプレート・素材を使って簡単にデザイン作成ができます。
▼Canva
https://www.canva.com/ja_jp/
名刺もおしゃれなテンプレートがたくさん用意されています。(一部有料会員のみのテンプレートもあり)
100均セリアの名刺用紙の印刷方法
印刷データが出来上がったら印刷です。
名刺カードの印刷方法を用紙のタイプ別に説明します。
1)名刺用紙(A4)に印刷する
100均セリア名刺・ショップカード印刷(1)
名刺用紙(A4)に印刷する
メーカー | 用紙設定 | 対応 |
EPSON | 普通紙 | レーザー/インクジェット |
CANON | 普通紙 | レーザー/インクジェット |
HP | 普通紙 | レーザー/インクジェット |
名刺用紙(A4)はプリンターの A4 トレイにセットします。
セリア・ダイソーの名刺用紙は裏表がないので、片面印刷するなら裏表をとくに意識する必要はありません。
プリンターによってセットの仕方は異なるので、お使いのプリンターの取扱説明書をよく読んでご使用ください。
両面印刷する場合は、片面ずつ印刷することになります。
表裏の印刷向きが違わないように注意しましょう。
普通のA4用紙で試し刷りをして確認してから印刷すれば無駄になりません。
印刷ができたら、ミシン目に沿って、名刺サイズに切り離して使いましょう。
2)情報カード(カット済み用紙)に印刷する
100均セリア名刺・ショップカード印刷(2)
情報カード(カット済み用紙)に印刷する
情報カードで名刺を印刷する場合、A4トレイではなく、手差し給紙で印刷します。
プリンターによっては、「名刺サイズ」用紙の印刷に対応していない場合もあります。
もしプリンターをお持ちでない場合、この機会にA4用紙まで対応する複合機を購入すると名刺印刷以外にもいろいろな場面で活用できます。
用紙をセットしたら、プリンターの印刷アプリなどで作成した名刺を名刺サイズで印刷します。
両面印刷したい場合は裏返してセットして裏面を印刷します。
紙のクオリティにこだわるなら
100均セリア・ダイソーの名刺用紙は100枚入りで100円と値段的には格安ですが、紙の厚さはかなり薄くペラペラした印象です。
名刺用紙の厚さには以下のような区別があります。
セリア・ダイソーの名刺カード(A4用紙)の紙の厚みは 0.18mm、ミニ情報カードは同等かそれ以下です。
上記の区別でいうところの「薄口」に該当します。
マイクロミシン加工なので比較的切り口はキレイですが、切り口を手でなぞると凹凸があるのがわかります。
ビジネスで使用する場合などはちょっと頼りない感じもします。
おすすめ名刺用紙
しっかりした名刺を作りたいなら厚口以上の紙で作るのがおすすめです。
ネットで格安印刷
クオリティも気になるし、自分で印刷までやるのは面倒という方には、100枚190円から名刺印刷可能な「プリスタ。」がおすすめです。
用紙・カラー | 片面モノクロ | 両面モノクロ | 片面カラー4色 | 両面カラー4色 |
上質紙180kg | 190円/100枚 | 340円/100枚 | 430円/100枚 | 590円/100枚 |
「プリスタ。」では用紙の種類ごとに印刷料金が決められていて、一番安価に印刷できるのは「上質紙180kg」です。
印刷屋さんで注文する際の一般的な名刺の厚みは180kg, 220kgが多く、180kgは郵便ハガキとほぼ同じ厚みで、実際の厚みは0.26mm程度です。
それよりもしっかりした名刺にしたい場合は220kgがおすすめです。
100均セリア・ダイソーの名刺カード:まとめ
セリアほかダイソーやキャン★ドゥでは「名刺カード(A4用紙)」と「情報カード(カット済み用紙)」の 2 種類の名刺用紙が販売されています。
(店舗によっては取扱いがない場合があります)
いずれも110円(税込)で100~200枚作成でき、コスパは良いと言えます。
但し、用紙は薄いためビジネスシーンで使うというよりも、ハンドメイド販売などに添えるショップカードに利用するのに便利で可愛く出来上がります。
色々なデザインを作って楽しみましょう。