ハンドメイド販売&通販

卵の殻で野菜やハーブを育てる!たまごの殻の活用方法3選!

[本記事にはプロモーションが含まれています]

自宅のプランターで家庭菜園やハーブ栽培などを楽しんでいる方も多いと思います。

今回はそんな野菜やハーブ栽培にも有効な卵の殻の活用法について紹介します。

皆さんは料理で使った卵の殻を捨てていませんか?

卵の殻はそれだけで野菜を育てる上で優秀な資材なんです。

今回は卵の殻の基本的な情報、卵の殻を使う前の処理法と卵の殻の活用法3選を紹介します。

植物に必要な成分とは

植物が必要とする栄養成分はカルシウムや亜鉛、マグネシウムなど全部で17種類です。

この中で窒素、リン酸、カリは植物の成長にとって重要なため「肥料の3要素」と呼ばれています。

窒素は、植物の体を作るために必要で、リン酸は開花や結実を促す成分です。

カリは植物の根を丈夫にし、寒さや病気への抵抗力を強めてくれます。

卵の殻の基本的な情報

卵の殻は種成分が炭酸カルシウムでできているアルカリ性の資材です。

他にも炭酸マグネシウムやリン酸カルシウム、微量の水分や有機物が含まれています。

炭酸カルシウムは卵の殻以外にも、貝殻やサンゴの骨格、石灰岩などの主成分です。

炭酸カルシウムの用途は幅広く、肥料の他にはチョークや歯磨き粉、研磨剤や入浴剤の原料としても使われます。

卵の殻を使う時の処理方法

卵の殻をそのままポイっと植物の周りに置くだけでは利用できません。

このまま使ってしまうと内側の卵白などが害虫を引き寄せてしまったり、腐ってしまって悪臭の原因にもなってしまいます。

さらに、そのまま置いただけでは分解なかなか進まず、効果が現れるまでかなり時間がかかってしまいます。

そのため卵の殻は洗った後にしっかり乾かして利用します。

乾かす方法としては天日干しにする方法もありますが、オーブンレンジなどで焼けば簡単に乾燥できます。

焼く際は180°で約15分程度で基本的に綺麗になります。

次に、乾燥した卵の殻は用途に応じて砕くサイズを調整したりミキサーで粉末状になるまで細かくしていきます。

家庭菜園で卵の殻の活用法3選

土へのカルシウム補給

カルシウム補給として砕いて土壌に混ぜ込みます。

すりこぎなどで細かくつぶしたり、ミキサーなどで粉末状にすると効果的です。

土壌に植物に必要なカルシウムを補給することができます。

なるべく細かくすることにより効率よくカルシウムが補給が可能になります。

害虫の忌避

卵の殻は害虫の忌避にも有効です。

砕いた卵の殻を使うとヨトウムシ、ネキリムシ、なめくじなどの害虫を寄せつけないようにすることができます。

害虫の忌避として使う時はあまり細かく潰さないようにしてください。

軽く潰したら野菜の周りに巻いておきます。

この方法ではカルシウムの補給と同時に、卵のギザギザを嫌がってヨトウムシ、ネキリムシ、なめくじなどなどが寄り付きにくくなります。

カルシウム液肥

3つ目の活用方法はカルシウム液肥として、直接使用することができます。

卵の殻をオーブンで焼いたら、砕いて適当な容器に入れます。

そこに卵の殻が、浸るぐらいの量の酢を入れます。

このお酢の酸性が卵の殻を溶かしてくれてカルシウム液肥を作ることができます。

1日から2日置いたらカルシウム液肥の完成いたします

このままだとお酢の成分が強いので、使用時には必ずこちらを約300倍程度に希釈して使うようにしてください


使用方法としては主に2つあります。

1つは野菜や作物そのものにかける方法です。

これにより葉っぱに害虫が寄ってくる事を防ぐことができます。

春先から油虫などが増えていきます。
そうなる前にしっかりかけておくと油虫の予防にもつながります。

そして2つ目はこちらを土壌に巻くという方法です。
希釈してこちらを土壌に撒きます。

土壌へのカルシウムの補給をすることができます。
液体になっているので土に混ぜ込む必要もなく、手を汚さずに効率的にカルシウムの補給ができます。

卵の殻で野菜やハーブを育てる:まとめ

はいいかがだったでしょうか。

今回は野菜やハーブ栽培にも有効な卵の殻の活用法について紹介しました。

家庭の生ごみとしていつも捨ててる卵の殻を有効活用して植物を育てることができます。

家庭で野菜やハーブをプランターなどで育てている方はぜひ、卵の殻の肥料を使ってガーデニングをさらに楽しんでみてください。

タイトルとURLをコピーしました