フリーランスの仕事は色々あるけど、動画編集なら自分でもできるかも・・・
でも市場が飽和しているとも言われているし、今から参入しても厳しいのかな・・・
このように考え、この記事を読んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと今からフリーランスの動画編集者になることは可能です。
とはいえ、仕事の取り方にはコツがあります。
以上の3点について解説します。
動画編集フリーランスの仕事内容と収入
動画編集フリーランスの仕事内容
動画編集とはYouTube、Instagram、FacebookなどSNSへ投稿する動画や広告動画、ミュージックビデオなどの編集をする仕事です。
動画作成には企画の構成、撮影、編集、納品の4つのステップがありますが、動画編集者は編集と納品を行います。
具体的には以下の流れとなります。
企画の編集と納品以外に構成や撮影などもできるようになれば収入も上がります。
動画編集の収入
動画編集一件当たりの単価相場はどれくらいでしょうか?
動画編集の仕事として案件数が多い「YouTube動画の編集」「結婚式用ムービー作成」「web広告用動画作成」の単価の相場はおおむね以下の通りです。
また参考として会社で勤務する動画編集者の場合は下記の通り
となっています。
副業の動画編集者の場合は?
一方副業だと100人中74人が平均月収5万円未満となっており、5万円以上稼いでいるのは26人です。
(出典:動画編集を副業で行っている人へのアンケート調査)
動画編集フリーランスに必要なスキル
動画編集を仕事として行っていく場合は、動画編集ソフトを使いこなせなければなりません。
多くの動画編集者に使われているのはAdobe Premiere Pro やFinal Cut Proです。
また、画像加工ソフトであるAdobe Illustrator や Photoshop を使うことができればサムネイルの作成もできるようになり、仕事の幅が広がります。
動画編集フリーランスは厳しい?
動画編集市場は参入者が多く市場が飽和している、AIの進化によって仕事が無くなる、という話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、動画編集者に対する需要は高まっており、人間にしかできない仕事がたくさんあります。
動画編集の仕事がなくなることはありません。
それぞれ解説します。
動画編集の市場は拡大している
動画業界の市場規模は年々拡大を続けています。
また5Gの普及によりデータ容量を気にせず、どこでも動画が見られるようになることで、今まで以上に動画の視聴時間が伸びる可能性が高いです。
とはいえ、参入者が増え動画編集者が仕事を獲得するのは難しくなっているのも事実です。
動画編集初心者のうちは、最低時給を下回るような案件でも、一つ一つしっかりこなして実績を作っていくことになるかもしれません。
しかし、クライアントが満足するような仕事を続けることにより、継続依頼がもらえ、単価も上がり安定して稼げるようになります。
AIにはできない仕事がある
動画編集はAIにはできない作業があり、人間の仕事が無くなることはありません。
例えば、笑いのツボをおさえた見せ方や、見ていて飽きさせない見せ方は人間にしかできないです。
しかし、単純なカット編集やテロップ挿入などは、AIによって自動化される可能性はあります。
フリーランス動画編集者のメリット
フリーランス動画編集者は納期さえ守れば、場所に縛られず自分の好きな時間に働くことができます。
また、動画編集の仕事は継続することでさらにスキルが上がっていきます。
今後も動画コンテンツは増え続けることが予想されているので、長く稼ぎ続けることが可能です。
フリーランス動画編集者のデメリット
初心者のうちは数分の動画の編集を終えるのに何時間もかかるのが普通です。
また動画編集ソフトの操作を覚える必要もあります。
ある程度のスペックのパソコンでなければ動画編集をスムーズに行うことは出来ず、具体的にはCPU:Core i7、メモリ:16GB、SSD:256GB以上のスペックは必要です。
最低でも15万円程度のパソコンを用意しなければいけないことを覚えておきましょう。
動画編集フリーランスの仕事の取り方
クラウドソーシングで仕事を獲得する
クラウドソーシングを活用すれば、初心者でも動画編集の仕事を受注しやすいです。
クラウドソーシングとは企業や個人がインターネットを通して不特定多数の人に仕事を依頼するサービスのことをいいます。
特にクラウドワークス は規模が大きく動画編集の案件も豊富にあります。
以下の画像は実際に募集されている動画編集案件です。
このように初心者でもOKな動画編集の仕事もあります。
この仕事の詳細を見てみましょう。
この案件では自分で素材収集から行う必要があります。
動画編集ソフトはAdobe Premiere Pro 限定で、1本当たりの報酬は3,000~5,000円です。
このような初心者でも受注できる仕事をこなして実績とスキルを積み上げ、より単価の高い仕事を探してみましょう。
他には単価の高い動画案件が多いサービスとしてCraudiaクラウディア があります。
Craudiaクラウディア はクラウドワークス のように仕事を選んで応募するか、自分のスキルを出品し仕事の依頼を待つという二つのパターンがあります。
下記は動画編集の案件が多いクラウドソーシングです。
まずは無料登録をしてどんな案件があるかチェックしてみましょう!
フリーランスエージェントで仕事を獲得する
実績とスキルがついたら、フリーランスエージェントで仕事を受注する方法もあります。
フリーランスエージェントとは、仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人を仲介するサービスです。
クラウドソーシングだと「自分でもこの仕事なら出来そう」だと判断したものに応募し、仕事獲得という流れになります。
一方、フリーランスエージェントは仕事を探しているフリーランスのスキルや希望を踏まえた上で仕事を紹介してくれます。
実際に仕事に取り組んでから「イメージと違うな」といった失敗を防ぐことができる仕組みです。
クラウドテック は案件数が業界トップクラスで週の稼働日や稼働時間を自由に選べます。
専属エージェントが自分に合った仕事を選んでくれるため、スムーズに仕事が決まりやすいです。
とはいえ、スキルが無ければ高単価の案件を獲得することは出来ないので注意しましょう。
SNSやブログを活用する
TwitterやYouTube、ブログを運用し仕事を受注する方法もあります。
フォロワーが増えれば安定的に案件が獲得でき、営業の手間も省けます。
ただし、ある程度の動画編集スキルやマーケティングスキルが無いと仕事の依頼が来ることはありません。
動画編集フリーランスが仕事を取るコツ
ポートフォリオを作る
未経験者が仕事を獲得する上で最も大事なのはポートフォリオです。
ポートフォリオとは自分の実績やスキルをまとめたものをいいます。
まずはYouTubeなどに自分のオリジナル動画を投稿し、それをポートフォリオにするのが簡単です。
実際の動画をクライアントに見てもらうことで自分のスキルが伝わります。
また、案件に応募する際の提案文はコピペをせずしっかり書きましょう。
スキルや実績を分かりやすく提示し、その案件に活かせる自分の強みを書くと案件を獲得しやすくなります。
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SNSを使ってアピールする
TwitterやInstagramなどのSNSで自分のスキルや、やる気をアピールしておくと仕事獲得につながることもあります。
特に実績が少ないうちは自分のことを知ってもらうためにもSNSは有効です。
また、SNSで他の動画編集者などと知り合って案件を獲得できる場合もあります。
案件紹介のあるスクールで学ぶ
動画編集スクールには案件紹介サポートがついているスクールがあります。
例えばstudio US(スタジオアス) は企業と連携しており卒業後にすぐに案件を紹介してもらえます。
その実績内容やクライアント名は公表可能なので、次の案件を獲得する際のアピール材料となります。
動画編集スクールを活用して、動画編集のスキルアップと同時に案件獲得も可能になります。
企業や個人に直接営業をかける
初心者にはハードルは高いものの、動画編集の技術に自信があるなら直接営業で仕事を獲得することも検討しましょう。
直接営業であれば仲介手数料が取られず効率よく稼げます。
動画編集ができる人材を求めているものの、クラウドソーシングなどを使って募集をかけていない企業もあります。
また、個人のYouTuberでも動画編集の人材が足りていないことがあります。
そうした企業や個人のYouTuberにダイレクトにメッセージを送ってみましょう。
提案の内容がよければ案件を任せてもらえることもあります。
動画編集の平均月収と仕事の取り方:まとめ
この記事では動画編集フリーランスの仕事の内容や収入、仕事の取り方について解説しました。
動画視聴の需要はこれからも右肩上がりで伸びると予想されており、それに伴い動画編集者の仕事も増えていくと考えられます。
この記事を参考に他の動画編集者に負けないスキルを身につけ、正しい営業方法で仕事を獲得し、実績を積み上げていけば動画編集者として独立することもできます。
動画編集フリーランスや動画編集の副業に興味を持っている人は挑戦してみましょう。
最後に動画編集の案件獲得できる「クラウドソーシング」と「フリーランスエージェント」を下記に再掲載します。
ぜひ、参考にしてください。