この記事ではレザークラフトに興味があるけど何から始めたらよいか迷ってる方に、レザークラフトの始め方を超分かり易く説明します。
今回はレザークラフトの基本となる手縫いに必要な道具と初心者にもおすすめの道具キットを紹介します。
レザークラフトは基本さえ理解すれば、あなたの工夫次第でオリジナルの作品を楽しく作れます。
基本的な道具を揃えてあなたもレザークラフト作家の仲間入りしませんか?
基本の道具をそろえたらテクニックの向上と共に必要な道具を買い増していきましょう。
手縫いに最低限必要な道具
やればやるほどテクニックや使う道具は増えていきますが、今回はレザークラフト初心者の基本となる手縫いに最低限必要な道具を紹介します。
先ずはリストとして列記してそのあと一つずつ説明していきます。
この基本的な道具がそろえばレザーの手縫いができます。
基本の道具が全て揃うレザークラフト道具セット
最初に書いてしまいすが、これからレザークラフトを始める方におすすめの道具は、こちらの「レザークラフトコンプリートキット」でほぼそろってしまいます。
1つ1つ道具を揃えるのに、手間と時間をかけたくないという方には、初心者にも分かりやすい手縫いの方法や道具の使い方の解説書もセットになった「レザークラフトコンプリートキット」が超おすすめです。
穴あけから縫い、仕上げまでの工具がすべて入っているお得なレザークラフト手縫い用工具18点セットです。
これさえあればあとは革を買うだけです。
【レザークラフトコンプリートキット】
初心者にも分かりやすい手縫いの方法や道具の使い方の解説書もセット
こちらのレザークラフトコンプリートキットは安心の日本ブランドです。
大事に長く使う道具は品質のよい日本製がおすすめです。
これからレザークラフトを始める方は、まずコンプリートセットで基本的な道具を揃えて、必要に応じて少しずつ他の道具を揃えていくやり方がおすすめです。
レザークラフトの基本道具
レザークラフトの基本道具の使い方と代用品で安く済ませられる物は合わせて紹介します
革用水溶性のボンド
革を縫い合わせる前に使うボンドです。
ボンドを塗って、乾く前に革を貼り合わせてローラーなどで圧着します。
サイビノールには100番と600番がありますが、粘着力は同じです。
ねりが柔らかい100番が使いやすいのでおすすめです。
のり用ヘラ
ボンドなどを接着剤を薄く均等に伸ばすことに適した塗布用のヘラです。
レザークラフト道具「のり用ヘラ」の代用品
ホームセンターなどで売っている安いヘラでも代用可能です。
長さやヘラの幅が違うものを複数持っていると便利です。
ヒシ目打(菱目打ち)
手縫いの際、縫う穴をヒシ目型にあける目打ちです。
ヒシ目の間隔は1.5ミリ・2ミリ・2.5ミリ・3ミリの4種類あります。
一般的に薄く柔らかい革には狭い幅をと細い糸、厚く硬い革には広い幅に太い糸を使用します。
木槌
刻印やヒシ目打・ハトメ打などの道具を痛めずに打ち込みできます。
レザークラフト道具「木槌」の代用品
※100均ショップで売っているプラスチックハンマーでも代用可能ですが、細かい作業には木槌がおすすめです。
ロウビキ糸
しっかりとロウ引き(ロウでコーティング)されていて、そのまま使えるポリエステル製の手縫糸です。
ざっくりステッチを利かせる「太」とすっきり見せる「細」があります。
手縫い針
革の手縫い専用の針です。
ヒシ目で開けた菱穴に通し易い先端を丸めた丸針を使用し、糸に合わせて太さを選びます。
コバ処理剤(トコフィニッシュ)
タンニン鞣し革のコバ・床面の毛羽立を押さえ滑らかで艶やかに仕上げる無色透明の磨き剤です。
ヘリみがき
主にタンニン鞣し革の床・コバ磨きに使用します。
その他にも折り線付け、手縫い線付けなどに使います。
レザークラフト道具「ヘリみがき」の代用品
コバ(革の切り口)をみがく時は、帆布の切れ端などでも代用可能です。
レザーナイフ
革包丁と同様に使用でき入門に最適な替え刃式レザーナイフです。
OLFAの別たち(レザーナイフ)は、刃を交換できるので使い勝手がいいです。
レザークラフト道具「レザーナイフ」の代用品
薄い革であればカッターナイフで代用が可能ですが、長く使うならやはり専用のレザーナイフがおすすめ。
テーブルポニー
卓上手縫いスタンドです。手縫いする際に革を固定する道具です。
コンパクトサイズで持ち運びに便利です。
少々値が張りますが手縫いは必需品です。
ゴム版
各種打ち込み道具の打ち台穴あけ台として革の下に敷いて使用します。
硬質なゴム製で刃先が傷つきません。
大理石
ゴム版の下に敷くことで土台を安定させ打ち込み作業時の音も静かになります。
レザークラフト道具「大理石」の代用品
ホームセンターなどで売っている安い平たい石でも代用可能です。
縦30cm×横30cm×厚さ3cmが使いやすい目安です。
フェルト
ゴム版や大理石の下に敷くことで消音効果が得られます。
レザークラフト道具「フェルト」の代用品
厚手の絨毯の切れ端でも代用可能です。
消音の為に使う大理石の下に敷くのが目的なので、大理石より一回り広い物を用意します。
手縫いにもおすすめの牛革
牛本革もA4サイズからネットで手軽に購入できます。
初心者にも扱いやすい厚さ1.3mm~1.5mm前後の革がおすすめです。
レザークラフトに必用な基本の道具:まとめ
この記事ではレザークラフトに必用な基本の道具を紹介しました。
また、代用品で安く揃えられるものは合わせて紹介しました。
基本的な道具がそろったら、簡単な小物から挑戦していきましょう。
初心者でも基本的な道具さえあれば、解説本等を参考に作品をつくる事が可能です。
先ずは自分用に簡単なものから楽しく作ってみませんか。