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「ラベンダーの育て方」!手入れ方法や植え方・増やし方のポイント【趣味と副業】

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紫色の美しい花と爽やか香りが魅力のラベンダー。

ハーブの代表格といえるラベンダーを、自宅の庭やベランダで栽培してみたいと考える方も多いのではないでしょうか。

この記事ではハーブとして人気の高いラベンダーの基礎知識や、基本的な育て方、お手入れのポイント、増やし方などをご紹介します。

色々な楽しみ方のできるラベンダーを自分で育ててみませんか。

ラベンダーの基礎知識

学    名Lavandula angustifolia、Lavandula officinalis
科名 属名シソ科ラベンダー属
主な害虫アブラムシ類、ハダニ類、カイガラムシ類、ヨトウムシ類
生育適温日当たりが良く、風通しの良い場所
ポイント比較的寒さに強いですが、高温多湿を嫌います。
年間を通して風通しが良く、乾燥気味の場所で元気に育ちます。
中性~弱アルカリ性(pH6.5~7.5)


ラベンダーはシソ科の常緑低木で、花の色は紫や白、ピンク系があります。

ラベンダーは 「香りの女王」と言われ、その美しさと香りのよさから、観賞だけでなくポプリやドライフラワー、アロマキャンドルなどのクラフト、ハーブバス、紅茶などにも利用されています。

原産は地中海沿岸で系統だけでも、スパイカ系(コモン、スパイカ、ラバンディン等)、フレンチ系(鑑賞用)、デンターター系(四季咲き)、プテロストエカス系(レースラベンダー等)など約50種あります。

ラベンダーの種類

ラベンダーは「アングスティフォリア系」、「ストエカス系」、「ラバンディン系」、「プテロストエカス系」、「デンタータ系」の5つのグループに分類することができます。

アングスティフォリア系

香りがよく見た目も美しいことから最も人気が高く、国内でも多く栽培される品種です。

香料の原料によく使われる品種で、繊細な葉が特徴。

耐寒性はありますが、高温と多湿が苦手なため、暖地では夏越しが難しいかもしれません。

ストエカス系(フレンチラベンダー)

ストエカス系はフレンチラベンダーとも呼ばれます。

開花期間は4月から6月ですが、アングスティフォリア系よりもやや早めです。

長いうさぎの耳のような苞葉がつく、個性的な姿も魅力。

耐暑性は比較的強めで、関東以西でお庭や花壇に植えても夏越し可能です。

ラバンディン系

長い花穂と花茎が特徴。

寒さに強く、また高温多湿な環境や病気にも強いため、初心者でも育てやすい。
開花時期は6月から7月にかけてです。

暖地でラベンダーを育てるならこちらの系統の品種を選ぶと良いでしょう。

プテロストエカス系(レースラベンダー)

レースラベンダーともいわれるプテロストエカス系は、葉にレースのような切れ込みがあります。

四季咲き性を持つため、1年のうちに何度か花を楽しめるでしょう。

耐暑性がやや弱く、耐寒性もそれほど強くないので鉢で育てて冬の間は室内に入れましょう。

デンタータ系

デンタータ系も四季咲きのラベンダーです。

デンタータは「歯のような」という意味で、ギザギザした切れ込みが入っている葉が特徴。
香りは少々弱めです。

耐暑性が強めのため、暖地で栽培するのにも向いています

ラベンダーの育て方

ラベンダーは基本的に寒さに強く、乾燥した地域を好みます。
日当たりと風通しのよい場所で、加湿や蒸れを防ぐことがポイントです。

ラベンダーの好む栽培環境

ラベンダーは日当たりの良く風通しある場所で元気に育ちます。

十分に日に当てることができないと、うまく育ちません。
特に、直植えの場合は半日以上、日陰になってしまう場所は避けて植えましょう。

ただし、夏に強い西日や直射日光が当たる場所は避けます。

また、ラベンダーは空気がこもりやすく、湿気が多いところも苦手です。
風通しの良い環境を用意することも大事なポイントとなります。

苗の選び方

葉色がよく茎の節間が詰まった、しっかりした苗を選ぶのがポイント。
茎が細く、葉のつけ根の節(ふし)の間が広いものは健康に育ちません。

ポットの底から白い根が見えていれば、元気に根が張っている証拠です。

ラベンダーのタネは発芽率が低く育て方が難しいので、初心者の方には苗の購入がおすすめ

ラベンダーの植えつけ

ラベンダーは春または秋の植えつけが一般的ですが、高温と多湿が苦手な品種は秋に植えて、翌年の夏に備えましょう。

ラベンダーは過湿を嫌うため、晴天が続くタイミングで植えつけるのがポイントです。
雨天時や、翌日に雨が降る日などは避けましょう。

鉢植えの場合、鉢底石を敷いて水はけや通気性を高めます。
苗を鉢へ入れたら、土を少しだけ高めに盛ってあげましょう。

地植えの場合も、土の表面を盛って高植えにします。

ラベンダーの水やり

乾燥した地域が原産のため、乾燥ぎみに育て、水のやりすぎには注意しましょう。

鉢植えの場合、土の表面が乾き、葉がやや下がったタイミングで水を与えます。
鉢底から流れ出るほど、たっぷりと水をあげましょう。
土の表面が湿っているうちに水やりするのを続けていると、根腐れして枯れてしまうこともあるため注意が必要です。

地植えの場合、根づいたらほとんど水やりする必要はありません。
植えつけから1週間の間は、土が乾ききってしまうようであれば水を与えます。

その後は降雨に任せましょう。
猛暑の際や雨が連続して降らなかった場合などは水やりします。

水やりの時間は朝がおすすめです。
特に夏場は朝から昼にかけてどんどん気温が上がってしまうため、早めの時間帯に水をあげましょう。

ラベンダーの肥料

ラベンダーは肥料を与えすぎると弱ってしまうため、適量を守って与えることが大切です。

植えつけ時や植え替え時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。

春と秋頃に、追肥として緩効性化成肥料を施すといいでしょう。

肥料にはさまざまな種類があります、一般的な花や野菜向けの肥料を与えて問題ありません。

夏の時期に肥料が残っていると傷みやすくなるため、梅雨前には施肥はひかえましょう。

ラベンダーにおすすめの肥料
植物に必要な成分(チッソ・リンサン・カリ)のほか、アンモニア性窒素・マグネシウムなども配合されたバランスのよい肥料です。

ラベンダーの手入れ方法

ラベンダーを長く楽しむためには、季節に合わせたお手入れを続けることが大切です。

こちらでは、ラベンダーのお手入れ方法やコツをご紹介します。

ラベンダーの剪定

ラベンダーの手入れで欠かせないのが剪定です。

開花が終わり、梅雨を迎える前に剪定しておくことで株の蒸れを防げます。
花をカットしておくことで種ができなくなるため、株が疲れてしまうことも避けられます。

剪定の際は、花茎についている新芽を探します。
新芽のやや上をカットしていきましょう。
加えて、枝の込み合った部分を剪定しておきます。
土や泥はねがつきやすい下の部分の枝もカットしておくことがおすすめです。


ラベンダーを飾るために花を切る場合は、開花が始まってすぐの頃にカットすることがおすすめです。
花が終わりかけの頃になると、咲き終わった花がらが落ちやすくなってしまいます。
また、ドライフラワーにする場合は雨の日を避けてカットすることがポイントです。

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ラベンダーの病害虫対策

ラベンダーは病気の心配はほとんどありませんが、春にアブラムシやハダニなどが発生することがあります。
アブラムシはすぐに増えてしまうので、見つけたらすぐに駆除することが大切です。
薬剤を使って予防・駆除する方法もあります。

ハダニを予防するには、葉水を与えると効果的です。
霧吹きに水を入れて 定期的に葉へ噴霧します。

ラベンダーの夏越し・冬越し

夏は株が弱りやすいので、過湿にならないように注意が必要です。

梅雨の時期など、鉢植えの場合は雨が当たらない場所へ移動させましょう。
ただし、水切れにならないように気をつけて管理しましょう。

冬の間は霜に注意しましょう。

敷き藁やマルチなどで土を覆ってあげると良いです。
品種や栽培する地域によっては屋外での冬越しが難しいため、室内に取り込んで管理します。
昼は窓際で日光を当て、夜は暖かい場所へ移動させましょう。

ラベンダーの植え替え

鉢植えの場合、ラベンダーが生長して大きくなり、鉢が狭くなってきたら、一回り大きな鉢へ植え替えましょう。

ただし、ラベンダーは植え替えが苦手なため、根鉢を崩さず優しく取り扱うことが重要です。

傷んだ根があれば取り除いておきましょう。

ラベンダーの増やし方

春または秋に、挿し木で増やしましょう。

先端から10cmほどの長さで茎を斜めに切り、下側の5cmくらいまで余分な葉を取り除きます。

コップなどに水を入れ、1~数時間ほど枝を挿しておきましょう。

湿らせた挿し芽用の土に枝を挿し、乾燥しないように管理してください。

4~5日は明るい日陰に置き、その後は数時間だけ日の当たる半日陰に移動します。

水を切らさないように管理すれば、1ヵ月ほどで根が出て新芽が伸びてきます。

発根したら鉢や花壇へ植え替えられます。
あとは通常の苗と同様に育てていきます。

まとめ

ラベンダーの育て方は多湿を避けることがポイント

今回は、ラベンダーの基礎知識と育て方を中心にご紹介いたしました。

ラベンダーは蒸れや加湿が苦手なので、花の摘み取りやせん定で風を通し、土の状態にも気を配って管理してください。

初心者の方は、夏の暑さに強い品種を選ぶことをおすすめします。

上手な育て方のポイントを押さえて栽培し、ラベンダーの美しい姿と魅惑の香りを存分に楽しみましょう。

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