動画編集で副業の始め方！未経験が月収5万円を目指すロードマップ

今や動画はいろいろなところで目にするコンテンツです。
動画編集に興味があって挑戦したい、可能ならば副業として収入を得たいと考える人も少なくありません。

ネット大手のサイバーエージェントが行った2022年国内動画広告の市場調査によると、コロナ禍を機に動画広告の需要が大きく伸び、2025年には1兆円を突破すると予測されています。

このように動画広告市場の規模が大きくなるということは、すなわち「動画編集という仕事」の需要も増えるということになります。

動画編集は未経験からでも、勉強と実績を積んでいけばスキルを身につけるのは難しいことではありません。

この記事では、動画編集の副業にはどのようなものがあるのか？
未経験から動画編集の副業で月5万円の収入を目指すロードマップについて見ていきます。

動画編集に興味がある人、これから動画編集で副業をやってみたいと考えている人に、具体的な方法と手順を解説します。

動画編集の副業とは？

上記の例はあくまでも参考の価格です。

具体的な仕事の内容は、クライアントの依頼内容で大きく変わってきます。

簡単な編集で終わる案件から、企画や撮影までかかわるようなものまで様々です。

ではひとつずつ見ていきましょう。

YouTube動画編集

YouTube動画編集の仕事はすでに撮影されている動画にエフェクトやテロップ、音楽を加えるような比較的簡単な作業が多く、動画編集初心者でも挑戦しやすい内容です。

在宅ワークとして一人で作業ができるため、1本あたり3,000～5,000円程度と単価相場はそれほど高くありません。

しかし「動画編集 未経験者OK」となっている案件も多いので、初心者、初めて副業をする人におすすめです。

1本5000円 x 月10本こなせば、月5万円達成！となります。

ウェディングムービー

ウェディングムービーは高い品質を求められます。

一生に一度の思い出として残す動画では、クライアントからの要求も多く、満足できる完成度にするまでに何度もリテイクが出されることが多いです。

また編集作業だけでなく、一から作成することになりますので、動画の構成や演出にも配慮しなければなりません。

写真や動画などの素材は提供されますが、高品質な仕上がりにするには一定の実績やスキルが求められるでしょう。

時間や手間がかかる分、ウェディングムービー編集は1本10,000円〜30,000円前後と高めの相場です。

PR動画編集

商品・サービスのPR動画は、企業にとって売上や顧客獲得に影響する重要なものです。

大手の場合は企画から撮影、音響などでそれぞれプロがチームを組み、時間をかけて作業を行います。

当然、編集技術も高度なものを求められます。

ここまで請け負うことができれば、副業というよりは独立、フリーランスとして活躍できるレベルと言えるでしょう。

単価も高額で、1本あたり数万円〜数＋万円以上となります。

初心者の動画編集副業の始め方

ここからは初心者が動画編集の副業を始める手順を見ていきましょう。

PCとソフトを用意する

動画編集では、ある程度のスペックがあるパソコンでないと編集作業をスムーズに行うことができません。
また動画編集ソフト、安定したネット環境が必要です。

推奨スペックを満たしていれば、ノートPC、デスクトップPCどちらでも問題ないですが、PCを持ち運びする予定がないならデスクトップPCの方がコスパが良いです。

またストレージについて、動画はファイルサイズがかなり大きくなるのでストレージ容量には余裕があった方がいいです。

512GBあった方が安心、余裕があるなら1TBあってもいいです。
外付けHDでもOKですがHDDよりもSSDを選ぶべきです。

動画編集ソフトはクライアントから指定されている案件も多いため、慎重に選びましょう。

趣味で動画編集をするならば、無料のソフトを利用するのも良いですが、副業として成り立つレベルの動画編集をしたいのであれば、有料のソフト購入は必須です。

動画編集定番ソフト

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動画編集を学ぶ

作業環境が整ったら、次は動画編集スキルを習得しなければなりません。

費用をかけずに独学で習得する

できるだけ費用をかけたくない場合には、参考書籍を購入したり、YouTubeやWebサイトに出ている情報で動画編集を学習します。

しかし何から始めたらいいのかわからない初心者が副業として成り立つレベルの動画編集を行えるようになるまでには、かなりの時間が必要です。

下記は動画編集関連おすすめの2冊です。
動画編集初心者にも分かりやすく書かれています。

動画編集スクールを受講する

短期間で稼げるレベルのスキルを身につけるには、動画編集のスクールを受講した方が良いでしょう。

スクールで学ぶメリット：
・動画編集の基礎からカリキュラムに沿って学ぶことができる
・分からないことがあったら教えてもらえる
・ポートフォリオの作成支援をしてくれる
・案件の獲得方法や税金関係など、仕事に役立つ情報が得られる

動画編集スクールの中には、最初の案件を紹介してくれたり、独立後のサポートまで対応したりするスクールもありますので、安心して副業を始められます。

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ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績をアピールするために作成する見本のことです。
動画編集の副業を目指すのであれば、ポートフォリオは当然自分が編集した動画になります。

ポートフォリオには、経歴や動画編集に関するスキル（対応可能なアプリケーション）、使用可能なツール、得意なジャンル、SNSのアカウント情報などを掲載します。

完成したらYouTubeやTwitterなどで公開しておきます。

まだ動画編集の仕事を受ける前は実績を載せることはできませんが、受けた仕事の中で掲載許可が得られたら作品は実績としてポートフォリオに記載しておきましょう。

ポートフォリオ制作に関しては以下の記事でまとめています。
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ポートフォリオの制作サポートもあるおすすめ動画スクール▼

営業・案件受注する

動画編集の準備ができたら、いよいよ営業スタートです。
案件獲得は以下のような方法があります。

1. クラウドソーシングを利用する

実績がない状態で動画編集の副業を始める場合はクラウドソーシングで実績を積むのがお勧めです。

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を発注したり受注したりするサービスのことです。様々な分野の仕事がありますが、動画編集の案件も多くあります。

自分の都合に合わせて仕事を選び、自由に時間を使えるため、自分に合った働き方ができます。

仲介手数料がかかること、誰でも応募できるので確実に受注できるとは限らないこと、報酬単価があまり高くないことには注意が必要ですが、未経験者や初心者でも応募できる案件が多い点が魅力です。

2. エージェントサービスを利用する

ある程度の実績が増えたら、エージェントを利用するのもお勧めです。

エージェントとは、動画編集の仕事を依頼するクライアントと動画編集のスキルを持つフリーランサーとをマッチングさせるサービスです。

エージェントに登録すると、自分のスキルや経験に合った案件が紹介されます。
また、エージェントが契約や報酬の交渉を代行してくれるので、仕事に集中できます。

税金や保険などの相談にも乗ってくれたり、セミナーや交流会などのイベントに参加できたりと、フリーランスのサポートを幅広く行ってくれます。

3. SNSやブログで仕事を受ける

SNSやブログを活用して自分のサービスをアピールし、仕事につなげることできます。

SNSやブログは、自分の作品やプロフィールを発信するための有効なツールです。
自分の作品を見せることで、クライアントに自分の実力やセンスを示すことができます。

また、自分のプロフィールを紹介しクライアントに自分の人柄や経歴を知ってもらうことができます。

SNS・ブログでの発信は以下のポイントです。

• ターゲットとなるクライアントに合わせて、適切なSNSやブログを選ぶ
• 自分の作品やポートフォリオは定期的に更新し、質と量を両立させる
• プロフィールはわかりやすく簡潔に、さらに写真も添える
• クライアントからのコメントやメッセージには迅速かつ丁寧に返信する

4. 知人からの紹介で仕事を得る

知人・友人を介して動画編集の仕事を得ることには以下ようなメリットがあります。

1. 信頼関係があるため、仕事の条件や報酬の交渉がしやすい
2. 知人の紹介者の評判や実績があるため、クライアントの信用を得やすい
3. クライアントとの間に共通の話題があるため、コミュニケーションがスムーズになる
4. 知人からフィードバックやアドバイスをもらえる可能性がある

以上、動画編集副業で案件獲得の4つの方法を解説しました。

一つ一つの仕事を丁寧に

未経験で実績がない内は低単価の案件を受けることになるでしょう。

しかし一つ一つ丁寧にこなしていけば、作品の完成度だけでなく、真面目な人柄であると認知され案件依頼が継続する可能性が高くなります。

いずれにしても、始めのうちは簡単な案件を受けて実績を積むとともに、さらに高度な編集ができるように自分の技術を磨いていくことが大切です。

また、クライアントとのやり取りも重要なポイントです。

連絡はこまめにレスポンスは早く、そして必ず納期に間に合わせるようにしましょう。

まとめ：未経験でも動画編集の副業は可能

この記事では、動画編集の副業にはどのようなものがあるのか、未経験者が動画編集の副業に挑戦するときの、始め方や安定した収入を目指すロードマップについて見てきました。

初心者でも動画編集は、ソフトの使い方を覚えれば特別な資格がなくても、案件を受注することは十分可能です。

動画編集で安定した収入を稼いでいる人も、最初は未経験者から始めています。
まずは月5万円の収入を目指してみましょう。

例えば、動画編集が1件5,000円程度の案件では、月5万円を目指すなら10件受注しなければなりません。
しかし、案件をこなしていくことで作業効率は上がり、1件に要する時間を短縮できるようになります。さらに、スキルアップによって1件1万円の案件を受けられるようになれば、5件の作業をするだけで月5万円の目標は達成できます。

また、仕事の完成度や納期の遵守、問い合わせの返信スピードなどをしっかりこなしていけば、クライアントから信頼も得られ継続して依頼してもらえるケースが多いです。

直接契約ができれば、クラウドソーシングやエージェントに支払う仲介手数料がなくなるのでその分収入が増えることになります。

動画編集に参入している人は多いですが、動画の需要は今後も増加していくため、動画編集の副業はこれから初めても遅くありません。
丁寧な仕事で実績を積み重ねていけば、仕事も広がり安定した収入につながります。

本記事で解説したポイントを抑えて動画編集の副業を成功させましょう。

最後に「動画編集の案件獲得」の方法としておすすめのクラウドソーシングとフリーランスエージェントを再掲載します。
ぜひ参考にしてください。